【呼び出しベル】ソネット君は値段が高いのか?
最近、このような質問をいただきました。
ソネット君は似たような外国製品となんでこんなに値段が違うの?
確かにAmazonで調べると、数千円でワンタッチコール(フードコートやドライバー呼び出しで利用)のような商品があったり、数万円でソネット君(ファミレスや工場の無線アンドンで利用)のような商品があります。しかも、単品ではなくセットの商品です。
安価な外国製品に注意してください。
しかし、外国製品にはいくつかの注意が必要です。
- 適切な電波を利用しているのか?
- そもそも技適マークを取得しているか?
外国製品のご購入を検討する際には、以上の2点は必ず確認することをオススメします。不法電波を利用している場合、罰せらせるのは販売元ではなく利用者です。
微弱電波と特定小電力
海外製品の中には安価な微弱電波の無線装置を呼び出しベルと同じ用途での販売をしているものもあります。かつては、日本でも呼び出しベルとして利用している製品もありましたが、現在では、ほとんどなく、車の鍵をリモコンで開ける「キーレス」などに使用されています。著しく微弱な電波で、雑音やノイズに影響をうけやすく、かなり短い距離しか電波を飛ばせません。
本当は広いエリアをカバーする強い電波を発しているのにもかかわらず、微弱電波の無線装置として利用することは違法です。そして、先ほどもお伝えしたように、それで罰せられるのは利用者ですので、安価なものだから…と気軽に利用するのは危険です。
一方、呼び出しベル「ソネット君」は特定小電力という電波帯を使用しています。特定小電力機器は微弱電波機器に比べ高価ですが、出力が強くノイズにも影響を受けません。
技適マークはついてますか?

日本で無線機器を使用する場合には、技術基準適合証明(以下技適マーク)を取得しているものかどうか確認する必要があります。外国製品には技適マークがついておらず国内の使用不可の製品もあるので気をつけましょう。
⬇︎⬇︎技適マークについて詳しくはメーカーサイトの記事を確認ください。
周波数のチャンネル設定も
「ソネット君」「ワンタッチコール」は国内で製造されており、ご注文いただいたお客様のご住所の電波状況をお調べし、出荷前に周波数のチャンネルを設定するなど、きめ細かいフォローを行なっております。そのためお客様は電源を入れるだけですぐに、電波干渉がおこりづらく快適にご利用することが可能です。
メーカーには、お客様情報が残っており、増設する際にも周波数のチャンネル設定をした上で出荷させていただきます。
⬇︎⬇︎メーカーサイトにて、製造から発送までの記事が公開されてます。

高いのには理由がある
「ソネット君」「ワンタッチコール」は、安価な外国製品に比べてしまうと高額に感じてしまうかも知れませんが、その分、高品質で長持ちしますし、定番商品なので買い増しなどへの対応がしやすいので、増設やレイアウト変更もでき、長い間ご利用することができます。